2015年11月30日

「NHK杯」視聴率と「GPファイナル」テロに対する危機管理


羽生くんが歴代世界最高得点をたたき出した27日、28日の「NHK杯」の演技は圧巻でしたね。

28日はまだ誰も見たことのない300点台に、場内に悲鳴のような歓声が沸き起こりました。


羽生結弦NHK杯2015優勝


そこで気になるのが視聴率です。

「男子フリー」での平均視聴率は、関東地区で18・0%、女子は23・5%を記録しました。

これは時間帯にもよるかも知れませんね。

男子は土曜日の16:00〜18:35だったのに対し、女子は19:35〜20:40くらいの時間帯

でした。 いくら土曜日とはいえ、中途半端な夕方よりも、夜の方がTVは見やすいですからね。

それと、復活した浅田真央ちゃんの人気もあって、女子は20%台を記録したのだと思います。

相変わらず真央ちゃんは、国民的人気と言えますね。


羽生結弦NHK杯優勝


競技のあとに行われた表彰式の平均視聴率は、男子で19・0%、女子では18・9%と、ほぼ

同じでした。

最高得点を出しても進化が止まらない羽生くんの、つぎの目標は、4回転ループの習得だそうです。

18歳の新星、金博洋選手(中国)は、すでにルッツを含めてフリーに3種類、計4つの4回転を

組み込んでいます。

羽生くんは4回転ジャンプの将来について、4つで十分というわけではないと思っているのです。

「まだルッツは奇跡的に、練習で1度下りたことがあるだけだし、ループもまだプログラムに組み

込めるような精度ではありません。

4回転半のアクセルは、回転も着氷もできていません。」と、経過を語っています。


羽生結弦SEIMEI


オリンピック2連覇に向けて、羽生くんはどこまで進化が可能なのでしょうか?

こんな事を言っています。

「ステップでの手の動き、体の使い方はもっと洗練させることが出来ます。

後半の4回転は『跳ぶぞ』って、入ってる感覚があるので、見ている方がハッとならない自然な

入り方をしたいです。」と、さらなる課題を口にしました。

次戦は「GPファイナル」が、12月10日からスペイン・バルセロナで行われます。

羽生くんは3連覇に挑みますが、同大会では“超厳戒態勢”で臨むことが予定されているようです。

テロの影響で、いまヨーロッパは大変なことになっていますね。







いえ、ヨーロッパだけではなく、そこに発着する飛行機や空港にも、また重要な建造物や国際会議

などが行われる建物など、厳戒態勢で臨んではいますけど、どこにいても危険は付きまといます。

何事もなく無事に開催出来て、そして無事に終わって帰国してくれる事を望みます。

日本スケート連盟では、文書により注意を喚起しています。

「不要や急を要しない外出は控えること。

どうしてもというときの外出では、代表チーム(日の丸や、日本チームのロゴなど)が分かるような

ジャージーを着用しないこと」などが、盛り込まれています。


羽生結弦練習


そんななか、意外な心配事となっているのが、会場への移動です。

通常は選手、関係者専用のバスが用意されますが、今回の「GPファイナル」では宿泊施設から

リンクまでが、わずか3分の距離にあるため、選手たちは徒歩での移動となっているのです。

「メディアのカメラも待ち構えていますし、代表チームのジャージーを着て会場入りしたいところ

ですが、今後の状況を見てからの判断になると思います。」と、日本スケート連盟の小林強化部長は

コメントしています。

スペイン政府は国内のテロの脅威度について、5段階中のという高い脅威を維持しているのです。


羽生結弦


在スペインの日本大使館からも、テロへの注意喚起が出ているくらいです。

今後、外務省などと連携を取りながら、「安全第一」で方針を固めていくという考えだそうです。

特殊な環境での戦いとなりそうな「GPファイナル」、選手たち関係者に影響のない事を祈ります。

暗くなってばかりではいけませんね、話題を変えましょう。

昨日29日は、エキシビションが行われましたが、その練習前でのことです。

リンクサイドに足をかけて、ストレッチをしていた浅田真央ちゃんは、様子をうかがうように

近づいてきた羽生くんに、優しくほほ笑みました。

その笑顔は、自分を気遣う後輩を思いやっているように見えたそうです。


羽生結弦NHK杯エキシビション


フリーで完ぺきな演技を披露して、驚異の300超の世界最高得点で優勝した羽生くんは、

一夜明けたスケートリンクに現れた時には、”絶対王者”のオーラと輝きを放っていました。

そしてかがんでストレッチをしていた真央ちゃんに、突然おどけた“演技”をしてみせて、笑わせ

ようとしました。 

それに気づいた真央ちゃんは、試合での悔しさを胸にしまい大爆笑で応えましたが、その姿がとても

大人に見えたと、近くで一部始終を見ていた人は語っていました。

その日のエキシビションで羽生くんは、東日本大震災への思いを表現する曲「天と地のレクイエム」

で感情豊かに、華麗で心に沁みる演技を披露しました。

またもう一つ、フリーの試合で使っている、映画「陰陽師」の曲を力強く演じました。








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2015年11月29日

「NHK杯」から一夜明けた羽生結弦の会見


羽生くんが「NHK杯」から一夜明けたきょう(29日)、会見に臨みました。

「ショート、フリーともにノーミスは、初めてに近いです。

自分も興奮して、昨日はうまく寝られませんでした。」と、笑いながら語り、

「得点がどうこうよりも、ノーミスの演技をそろえられたことに、喜びを感じました。

今までの成果が出せたのが嬉しいです。」と、振り返りました。

合計322・40点という、まだ誰も見たことがなかった数字に、会場がどよめきましたね。

圧巻の演技が終わった後、女性ファンたちから悲鳴のような歓声を浴びた、羽生くんでした。


羽生結弦NHK杯優勝


前日のインタビューでは「“絶対王者だぞ”と自分に言い聞かせました。」と話していましたが、

“絶対王者”とはどんなことを言うのでしょうか?

オリンピックのマークをみたり、演技の前に300点を取りたいと思って揺らいでるようでは

絶対王者ではないそうです。

羽生くんの中で理想とする王者は、トリノオリンピック金メダリストのプルシェンコ選手です。

「憧れだし、絶対のヒーロー」だと、子供の頃からずっと思っていたのですが、金メダル保持者に

なった今もそれは変わらないようですね。

けれども、もう超えたのではないでしょうか?


羽生結弦NHK杯「SEIMEI」


「あの頃と今とでは採点方法が違います。

彼には彼のプログラムがあって、僕には僕のプログラムがあります。

でも、オーラだったり、強さだったり、そういう雰囲気が僕の憧れです。

彼のような唯一無二の存在になりたいです。」と、目を輝かせながら語っていました。

フリープログラム「SEIMEI」は、羽生くん初の“和”のプログラムですよね。

「実は苦手」、というややスローな曲調ですが、初めて自分自身も編曲にかかわりました。

そしてジャンプを跳びやすくするために、コンマ数秒という単位で、曲のピッチを調整したのです。

シーズン前には、映画「陰陽師」安倍晴明を演じた狂言師、野村萬斎さんと対談しました。

そこで指導されたのは、動きの一つ一つに意味を持たせることでした。


羽生結弦の安倍晴明


演技が始まる直前のポーズは、萬斎さんの教えからアレンジしたもので、当初と比べて左手の位置を

高く上げるようにしました。

数々の努力の結果、表現力を示す5項目の構成点では、驚異的ともいえる9点台の、しかも中盤から

後半をジャッジ全員から引き出したのです。

演技点の「音楽の解釈」の項目は、ジャッジ9人中6人が10点満点をつけています。

リンクを引き揚げる際に、羽生くんは右手でカベを指さしました。

そこには五輪マークがありました。

「あのマークを見て、自分は『絶対王者だ』とプレッシャーをかけました。」と後で語っています。







ビッグハットは1998年の長野オリンピック当時、アイスホッケーの会場だったんですね。

そしてテレビカメラの前で人差し指を天に向け、1位になったことを強調し、自らがフィギュア界の

プリンスなのだ
と、改めてアピールしたのです。 

試合前にはすごく緊張していたそうですが、「やってやる」と思っていました。

「オリンピックが行われたこのリンクで、自分が王者なんだというところを見せたかった。」

との思い通りに実行してみせたなんて、なんとすごい人なのでしょう!

そのかわり、「血のにじむような激しい練習をしてきた」のです。


羽生結弦「陰陽師」練習


”努力に勝る天才なし”ということわざがありますが、天才がさらに努力をしたのですからライバル

にとっては、こんなに恐ろしいことはないですよね。

さて男子では史上初の3連覇がかかる「GPファイナル」への切符を手にした羽生くんですが、

「まだこれが平昌オリンピックでもないし、引退の試合でもないですから、もっともっと頑張って

みなさんの心に残る演技をしていきたいです。」と言うのです。

これ以上の演技、というのがあるのでしょうか!?

どうやら後半の4回転トーループも、もっときれいに跳べると思うし、もっともっと複雑な跳び方も

できると思っているようです。

羽生くんの終着点は、まだまだ見えないほどずっと先なんですね。


羽生結弦SEIMEI


これからは、自分を超えるための闘いが始まることになります。

来月7日で21歳になりますが、目覚ましい勢いで伸びてきた17歳の宇野昌磨くん、18歳の

金博洋(ボーヤン・ジン)選手らにも、「先輩だからとかいう気持ちはないし、勝ってやろうと

思っています。」と、持ち前の負けず嫌いをむき出しにしています。

12月にスペインのバルセロナで「GPファイナル」が行われますが、パトリック・チャンや、

宇野昌磨くんハビエル・フェルナンデス金博洋村上大介選手ら6人が出場します。

「他の選手は関係なく、自分の記録だけじゃなく、自分の演技を超えられるように頑張りたい」

と話す羽生くんのライバルは、もはや自分でしかないのです。








posted by てるてる@ゆずリスト at 22:17| Comment(2) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

羽生結弦は人間か?「NHK杯」前人未到の300点越え!おめでとう


羽生くんがものすごくパワーアップして帰ってきました!!

史上初の300点超えとなる、322.40点という驚愕の得点をたたき出して、優勝しました。

絶好調の羽生くんにはもう誰も近づけません。 全く異次元の人です。 

今日のフリー、見ましたか? ノーミスで、ジャンプも何もかも完璧な演技でした。

3本の4回転ジャンプをはじめとするジャンプ、ステップ、スピン、どれをとっても完璧でした。

採点表を見れば9人の審判が採点する出来栄え点で、プラス評価の1〜3が並び、0やマイナスは

一つもないのです。


羽生結弦NHK杯優勝


羽生くんの演技は、それほどに質が高かったんですね。

また力の入った、見る人を惹きつけずにはおかない”魔力”が漂い、会場にいる人、テレビを観て

いる人は”とりこ”にされてしまいました。

「『スケートカナダ』からこちら、ものすごく、ものすごく、血のにじむようなつらい練習をして

きました。」と言った羽生くんです。

本当に、言葉では表せないほどの努力をしたに違いありません。

「やってやる!」との思い通り、意地を見せてくれました。

「その練習をさせてくださった周りの方々、サポーターの皆さん、カナダのリンク、自分が生まれ

育った仙台のリンク、すべてに感謝したい。」と語りました。


羽生結弦ノービス


フィギュアになると、普段の見た目とは全く違う、男らしい羽生くんになるのです。

羽生くんは、冒頭の4回転サルコウ、続く4回転トウループを、まずは軽々と決めました。

その後、後半に持ってきた4回転トウループからの連続ジャンプも、鮮やかに下りてみせました。

和風の音楽「SEIMEI」に合わせ、時にはにらみつけるような表情で、迫力ある素晴らしい

演技を披露してくれましたね。

最後の決めポーズでは、満面の笑みになりました。

そして右手で大きく拳を振り下ろし、喜びを爆発させたのです。


羽生結弦フリープログラム


「本当にうれしいです。本当に練習が納得いくようにできたのも、体のメンテナンスをしてくれた

先生方をはじめ、リンクがあり、先生方がいるから練習できたと思うので、周りの方々に感謝を述べ

たいと思います。

点数には本当にびっくりしましたし、僕自身、試合に入る前に300点取りたいとか、フリーで

200点超えたいとか、そういう気持ちも少なからずありました。

それにちゃんと気づくことができ、それによって自分がプレッシャーを感じていることに気づく

ことができたのも、今までのたくさんの経験があったからこそだと思います。

本当に今までやってきたことが無駄じゃなかったんだなと思います。


羽生結弦NHK杯世界最高得点


これ以上、さらに挑戦することは何かあるのでしょうか?、

「技術面では、4回転ループを試合で組み込めるまでには至っていないので、まずはそこを練習して

いきたいと思っています。

すぐにはできないと思いますけど、ただこの内容、これ以上の内容をもっとコンスタントに、たぶん

次の試合からは自分の322点という得点、SPの106点という得点、フリーの216点という

得点が、自分自身にかなりのプレッシャーとしてかかってくると思います。

それに打ち勝つ、それをコントロールする精神力をつけなければいけないなと、今は考えています。

今後はとにかく、頑張るのみです。

頑張れるのは皆さんのおかげだと、今回本当に思いました。

実際にフリーをやり終えたあと、正直うれしかったです。







なかなか国際試合でフリーをノーミスでやり切れていなくて、本当にうれしかったです。

ただ言ってみれば、後半の4回転トウループは、もっときれいに跳べると思います。

でもそれがすぐにできるとは思いませんし、先ほども言ったように、今後は自分の得点に対する

プレッシャーが、必ずかかってきます。

それは壁だと思いますし、それを越えるために日々努力していきたいと思います。」

と羽生くんは、思いを語りました。

試合前に緊張していたのは、点数を出してやるということで、気合いが入りすぎたからでしょうか?

「自分でも緊張していた理由がよく分かっていません。


羽生結弦SEIMEIフリー


オリンピックのフリーのときに同じようなことを言ったと思うんですけど、気づいたら金メダルを

狙っていた、演技が終わった瞬間に金メダルはなくなったと思ったと同時に、自分は金メダルを

意識して緊張していたんだ、というふうに思ったんです。

それが今回の「NHK杯」ですごく生きて、自分がこの会場に来る前から200点超えしたいと

思っているのと、300点超えしたいと思っているのと、ノーミスしたいと思っているのと、

すべてがやりたいことで、またプレッシャーとしてふりかかることも考えている自分を、ちゃんと

自分で認めてあげられたんですね。

緊張しているからここはこうしよう、というのを今回は、ある程度分かっていてそのように出来た


羽生結弦イヤホン


ので、実感がないという思いは正直ありますけど、少しでもコントロールできた精神状態で、

フリーはやれたのかなと思います。」と、自己分析をしました。

それにしても「スケートカナダ」とは別人でしたね、きっかけとなったのは何でしょうか?

「悔しかったですし、一皮むけた羽生結弦になれるように、ということは言ったと思うんですけど、

一皮むけたのかどうかは、皆さんの価値観次第ですね。

自分としては、後半の4回転まできれいに決めることができました。

そこまできれいではないですけど、今回のステップとして、手をつかないで後ろに3回転をつけられ

たというのは自分の中で達成感はありますし、またその悔しさをバネに一生懸命練習しました。


羽生結弦SEIMEI


その環境を作ってくれた周囲の方に感謝の気持ちでいっぱいです。」といつものように、感謝の心を

忘れない羽生くんでした。

ジャンプでは、着氷がきれいだから無駄な力の消費もなく、スタミナ不足が目立った演技後半でも、

スピードが落ちなかったのです。

羽生くんは、チームメートで昨季の世界王者ハビエル・フェルナンデスから、ジャンプの助言を

もらったと、オーサーコーチは言っていました。

またあの熱烈な羽生ファンで知られる尾木ママですが、自身のブログで大興奮していました。

「3回の4回転ジャンプ! しかもいずれも美し過ぎます! もうフィギュアの妖精、神です!」

いやあ〜きょうは誰しも同じことを思っていると思いますね。







posted by てるてる@ゆずリスト at 00:57| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする